
新しいマックが出た。
http://www.apple.com/jp/その名も Mac Book Air。
空気のように軽いようなイメージか。
たしか〜に、うっすい。
何が今までと違うのか。
大きな違いは、ディスクドライブが、ない、ことか?。
ましてや、FIREWIREポートもない。
モバイルコンピューティングを念頭に考えて、これらを捨てたらしい。
ある人が言っていた
もうこれからはディスクの需要はなくなってくる、
今やファイルをやりとりすればいいだけのこと。
まだまだ業界によっては一般的な媒体が必要とはされているが
カジュアルなプライベートな部分では、確かに使わなくたって事足りる。
その分、手軽さや、ワイアレス部分をフィーチャーしていったほうがいい。 確かに。
iTunesでは、「レンタル」というのも始まるそうだ。
DLして一定期間で消える。
映画なんかは、たいがいが一回見たいものだから、理にかなってる。
ツタヤに行くかわりに、iTunesで映画を落とし見て、返却の必要もない。
アップルは、ディスクドライブを失くせばますますiPodの需要が高まるのは見込んでる。
PCからCDを取り込むのではなく、PCから購入する、のを必然にしてしまう。
自然とコピー問題も別の次元になる。今後のビジネスモデルにはもってこいだ。
何より今勢いがある、アップルがこうした動きを作ったのは意味が大きい。
自分達のビジネスモデル向けにするために、時代の流れを作ってしまう。
そのブランド力が、すごい。
Macbook Airは先を見ればハイエンドモデルのリモコン的か、もしくはカジュアル向けなモデルだろう。
そうなると値段も下がってくる、そしてこのシステムが浸透する時、CDの需要は?
CDがなくなる、といわれ続けて早何年。
そんなこんなでも、パッケージはみんな欲しいものだし、
と思われている。おれもそう思う。
けどここにきて、アップルに背中を押され本当の意味で崖っぷちに立たされたか。
なくなることはないとは、今でも思う。ただ今どっちつかずにいる人々が持ってかれて最大公約数が確実に少数派に固まってくるだろう。
パソコンにCDを入れる場所が、ないのだ。
CDは、オーディオ機器に戻っていく。
しかし今では、PC周辺機器でのオーディオ環境が充実してきた。
オーディオ機器が独自の魅力を持っていかなければ、PCに持ってかれる。
PCに持ってかれた後、PCにはドライブがない→DLして音楽・映画を買う、借りる。
このアップルの方向付けは、
VHSから完全にシェアを以降して価格も下がったDVDの存在すら危うくしてる気がする。
余裕であぐらかいてたDVDとそれを扱う業種も、うかうかしてられない?。
CDは、ただ音楽を聴いてもらう媒体じゃなく、「アイテム/物」としての価値を持たせていくべきなんでしょう。
その時、アーティスト自体に人を魅き付けるパワーがないと何の意味もない。
ある意味、デジタル化で誰でもアーティストとして発表できる機会が増えたけど、
物として残せて、人を寄せ付けたアーティストが、本当の意味でポピュラーになれるのかもしれない。
その分増えすぎたアーティストも淘汰され、音楽界でも格差社会が際立ってくのだろうか。
posted by ChizQ at 13:45
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